基本的には誰でも取引が可能である
FXが人気となった理由の一つに、「基本的には誰でも取引が可能である」、「取り引きがわかりやすく簡単である」ことが挙げられます。
車を運転する際、必ずしも深い専門的な知識を知っている必要はありません。車の免許を持っていれば、誰でも運転することができます。つまり、砂漠で運転するような特殊な事情がない限りは免許を持っていることだけが条件なのです。
FXについても同じようなことがいえます。金融に詳しくないからとの理由で、FX取引をすることは危ないと考える人も多いのです。しかし、専門的な知識がなくとも誰でも参加することができるのです。もちろん、最低限の知識がなくては取引を行うことについて、リスクが大きすぎます。ある程度は学ぶ必要があります。
FX取引の中でも比較的わかりやすいものは、円キャリー・トレードです。これは、円の超低金利を利用し、金利差を受け取る取引手法です。2007年半ばのドル金利は5.25%、ユーロは4.0%でした。金利がわずか0.5%の円を売り、ドルやユーロを保有することで、知識がなくとも金利を稼ぐことができたのです。
しかし、2008年になると急激に拡大した円キャリー・トレードは、サブプライム問題の影響を受け、バブルがはじけたように急激にしぼんでいるのです。
ドル金利やユーロ金利などが下落したことにより、円金利との金利差は縮小しました。人気は急速に下落し、損をした人も多くいるのです。注意するべきこともありますが、円キャリー・トレードがFXの人気を上げたことには間違いありません。